STORY



こどもの頃からの夢がありました。

甘く優しい香りに囲まれて

お気に入りのエプロンをつけて

小さなかわいいお菓子屋さんを開くこと

バターにお砂糖、小麦粉にミルク

香ばしい木の実と、おまじないのバニラオイル

お母さんが読んでくれた絵本に出てくるような

想像するとおなかがきゅんとするような

そんなお菓子を、作りたい。

今日という日にいいことがありますように

きっと、きっと大丈夫 うまくいくよ

そんなおまじないの言葉 ”toi toi toi”
幼い息子と一緒に口ずさんだ思い出の唄を
お店の名前につけました

巡る季節の移ろいに

刻々と過ぎる日々の只中に

ほっと一息、優しい時間を。

あなたと誰かの大切な人の、その笑顔の傍らに

私のお菓子があったなら、こんなに幸せなことはありません

私の"好き”が、届きますように。

木の実のお菓子の家 TOI TOI TOI